寒いこの時期はとにかく芝のライが悪い事が多い。
夏場のようにフカフカとボールが浮くことも無く、土がむき出しになっている事がよくある。
そんな時に絶対ミスってはならないのは、ダフり、
である。冬にスコアーが悪くなる理由の第一は、薄いライからのダフリである。これはアプローチも含めて言える事だ。
ライが悪いゆえ、傾斜が絡むとなおさらだ。
マン振りなどおろか、我々プロでも2クラブくらい上げてハーフショットでグリーンを狙う、なんて事は頻繁に出くわすのである。
そこで、この時期にやって頂きたい練習方法は、
7アイアンで練習する場合、グリップを短く持ってソールを浮かせてアドレスし、コンパクトにバックスイングを。
ダウンブローに打ち込むのではなく、ハーフトップを打つ練習だ。
これでははっきり言って飛距離が出ないので、練習場でやってても決して面白くない練習だ。 だからこそやって欲しい。
普段7アイアンで150ヤードのキャリーだったら、130ヤードいや120ヤードでもいい。
ポイントはスリークウォーターでスイング。
リーディングウェッジでボールの真ん中やや下辺りをヒット。ハーフトップをわざと打って欲しい。
こんなつまらない練習も必ずコースで成果を出してくれる事間違いない。
宝塚ゴルフアカデミー
代表 木村武人