始動のリズム感

スイングで最も重要な「始まり」 始動についてです。

止まっているもの(クラブ) を動かす瞬間は複雑であり、とても難しいものです。アドレスはピタッと静止した状態になりがちですね。ここに問題が生じやすくなります。静から動へのキッカケになるものが必要なのです。

スムーズに始動するきっかけは、

① アドレス時に両足のカカトを交互に上げ下げして、右カカトが地面についた時をきっかけにクラブを動かす。こうする事で肩も回りやすくなり自然と体重移動が行われます。

② アドレス時に右膝を一旦内側に入れて、元の位置に戻すタイミングを利用してテークバックする。こうすると右への体重移動もスムーズにしやすい。( キックアンドゴー) 岡本綾子プロが行っていた。

③ フォアードプレスは、アドレス時にグリップを一旦ターゲットよりに動かして、ヘッドを右へ動かし易くするもの。バックスイングでコックを入れやすいメリットがある。

これらは全て「静から動」、ではなくて 「動から動」のリズムで始動することで、ターンと体重移動がスムーズになります。人にもよりますがこの「動から動」のリズム感がぴったり来る方もおられるので、一度試してみては如何でしょうか。

 

宝塚ゴルフアカデミー

代表      木村 武人

 

投稿者: take

木村武人 S38.8.14生 専修大学商学部卒業、体育会ゴルフ部出身。フロリダ州オーランド、オレンジカウンティーナショナルGCにてフィル・リットソンよりゴルフメソッドを学ぶ。現在は西宮名塩ゴルフセンターを拠点にレッスン活動中。 コースレッスンも毎週開講中。