今日は吉川インターゴルフ倶楽部でラウンドレッスン。時折あられが降りしきる中、真冬のコース攻略。これが目的。
知って欲しい事を沢山伝えた。
写真真ん中の方はドライバーで240ヤード、8アイアンで150ヤードを飛ばす。
状況①
ピンまで軽い打ち上げの145ヤード、ライはつま先上がりの軽いラフ。風は左からのややアゲンスト。本人は傾斜のライと風を考慮し、6アイアンを選択した。本人は番手を上げて軽く打ったつもりではあったが、やはり無理なスイングになっていた。結果30ヤードもショートした。
提案したのは5ウッドである。
平地で風も吹いてなければ、当然オーバーする。しかし気温、風、ライ、この三つの条件を考えると5ウッドを極限まで短く持ってグリップしてハーフショットで打つ。
気持ちも楽になるので、シッカリハーフショットをしきる事が出来るのだ
。結果はピン横のグリーンエッジまでボールを運ぶことが出来た。
状況②
普段AWを多用してアプローチしている女性にアドバイス。状況はピンまで40ヤードでグリーン手前には障害物は何もない。そこで、8アイアンをチョイス。本人は少し戸惑ったが、パッティングスタイルで力みを取ってまっすぐ引いてまっすぐフォローを出す。
この単純な打ち方、つまりコロがすイメージで打ったショットは少しハーフトップであったがピンよこ3メートルにオン。
今までと同じAWで打っていれば、冬の薄い芝からはダフリやトップになっていた可能性が大きい。8アイアンで転がす事に割り切った心理状態が功をそうしたのだ。
ゴルフというゲームは様々な状況から最適なクラブチョイス。最適な打ち方、最適な考え方を強いられるスポーツなのだ。
ラウンドレッスンではその辺りまず私、木村が打って見せて納得させた上、生徒さんにもやって頂く事で納得感が深まっている。そんな1日でした。
宝塚ゴルフアカデミー
代表 木村 武人