バンカーショットはメリハリをつけよう。

バンカーショットには距離が短いもの、距離の遠いもの、砂の柔らかい時、硬い時。又高く上げたい時、低く打ち出したい時と様々な状況がある。

今回は距離があるバンカーショットの克服を。

ピンまで30ヤード以上あるような場合は、SWでのエキスプロージョンショットは限界を超えてしまっている。

クリーンにボールだけをヒットするという選択もあるが、ダフリたくもない。

このような場合はAWやPWを使ってエクスプロージョンで打っていく、という方法も有ります。

SWからPWに切り替えれば1.5倍の距離は確保出来る。ただアマチュアで30ヤードまで打つのはちょっと厳しい。

そこで勇気を出して9アイアンでエクスプロージョンしてみよう。土手の高さがさほど無ければ結構な高さが出て、ボールも予想以上に飛んでくれます。又SWオンリーでのバンカーショットに慣れている方は、9アイアンを持ってアドレスするとロフトが立っている分多少深く入ってダフっても飛ぶという気持ちになり、力が抜けやすくスムーズにスイングする事にも繋がります。

フェイスは若干開きます。

自分は多少の土手であれば7アイアンのフェイスを少しだけ開き、エクスプロージョンショットして脱出させる事が出来ます。軽く振ってキャリー30ヤードは行ってくれます。

最初は勇気がいるかと思いますが、実際やってみると「出るんだあ」と驚くはず。

今までした事のない番手で遊び感覚でショットするのも、びっくりするような発見が出来て感性が磨かれる事でしょう。

一度はチャレンジしてみよう。

 

宝塚ゴルフアカデミー

代表       木村 武人