打ったボールがバンカーのアゴに突き刺さる。

今日はちょっとルールの説明です。

皆さん経験があると思いますが、ショットした球がバンカー内へ。しかも運悪く土手の中にもぐりこんでアドレスのしようもない。 これなら諦めてアンプレヤブルして救済を受けようと思う気になるが、ライが悪くボールが沈みかげん、しかも土手が高くて下手すれば何回ショットしても出そうにないなあー、って感じた事はあるのではないだろうか?

そんな場合に無理し、プレーを続けて大叩き。

そんな状況に出くわした時は挑戦を諦めて、アンプレヤブルの救済を受けよう。

 

救済処置は3通りあり、

① ボール位置からピンに近づかず2クラブ以内の所にドロップ。

② ピンとボールを結んだ後方線上のバンカー内にドロップ。

③ 元の位置(最後に打ったところ) に戻ってドロップ。

①と②は再度バンカーショットを強いられるが、③ の選択肢を知らない方がいます。例えばピンまで30ヤードのバンカー越えのアプローチをした時、トップした球がアゴに突き刺さった場合は、最後にアプローチした所に戻ってドロップして打ち直せばいいし、

またグリーン上で下りのロングパットをしたときに大オーバーして、ボールがバンカーまでコロコロと。そんな場合③ の元の位置に戻るという選択肢を使えばバンカーに入ったボールを拾い上げて、元の最後にヒットしたグリーン上にボールを戻して再度パットすればいい。ただし、いずれのケースも1打の罰を忘れないように。

大叩きを逃れるコツも覚えておこう。

 

宝塚ゴルフアカデミー

代表      木村 武人