ティフトン芝からのショット

グリーン周りからのアプローチ。

寄せやすそうなロケーションだからここはパーで行こうと思ったら、ティフトン芝の中にスッポリとボールが入っている。

野芝や高麗芝と違って、独特の草がボールの周りをかこってしまうので、まずランニングアプローチは難しい。

となれば、SWを使って草ごと切り抜いていくしか方法が無い。このような状況ではフェイスを開きすぎない事が大切である。強めに開くとフェイスの先っぽに当たりやすくボールが思ったとおり飛ばずにショートしてしまう。

ティフトン芝は草自体は柔らかいので、以外と抵抗なく飛び出してくれるもの。

逆に52度のクラブを少し開いて構えて打つのも良し。

注意するポイントはインパクト時に草の抵抗でフェイスが必要以上に開いてしまわないこと。

そのためにはグリップを緩ませないようにしましょう。

 

宝塚ゴルフアカデミー

代表      木村 武人

ラウンドレッスン実施

6/17日はラウンドレッスンを実施。  男性4名でした。

最近89を出したTさんはだいぶショットが安定していました。バンカー越えのアプローチや、傾斜の強いライからのショットを練習しながら回りました。

H さんはまだゴルフ歴が浅くワンラウンド130くらいです。しかし、最近スイングが良くなり、この日は課題のドライバーもほぼパーフェクト。ハーフのスコアーは51でした。

wさんはラウンドレッスンに参加するたびに安定したショットを打ってくるようになってます。又ラウンド中の課題を見つけ、練習場で悪い部分を修正するという繰り返しをすることでスコアーも飛躍的に良くなっています。1年前はハーフ65平均が今は45平均。( 右端の方)

Nさん(右から二番目) バックスイングの真のねじれ方が最近分かったようで、ドライバーは僕と変わらないほど飛んでいました。ロングホールでも2オンするなどショットはキレまくっていました。

4名の皆さん、それぞれに進歩して頂き本当に嬉しかった1日でした。

 

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代表     木村 武人

つま先派、かかと派 ?

アドレスにはつま先に体重がかかり易い方と、かかとに体重がかかり易い方の2つのタイプに分かれます。

これはその方の腕の長さに関係します。うでの短い方はカカト寄りに体重が乗りやすく、前傾姿勢が浅くなりがち。  スイングで気をつける事はバックスイングで上体を浮かせないこと。そして、トップポジションではしっかり右足内側に体重が乗るようにしましょう。

逆に腕の長い方はつま先に体重が乗りやすく、上半身が突っ込みやすくなるのでスイング中は両脇をしっかりと締めて体の回転と腕を調和する事を心がけましょう。

もっとも最適なウエートポジションは人によって多少の違いはありますが、出来る限り足の母子球から大きく外れていないように気をつけて下さい。左右も5対5のバランスが基本です。

一度自分の重心をチェックしてみましょう。

 

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代表       木村 武人

最新練習器具 バランスオーバーシューズ

以前バランスを保ってスイングするために、バランスディスクという無人掃除機(ルンバ) のような円形の柔らかいものがありました。その上に乗って練習したのを覚えています。

上の写真は「バランスオーバーシューズ」という靴のまま簡単に脱着出来る優れもの。

これを履いて練習する事で正しい体重移動と重心を狂わせないでスイングする事の重要性が無意識に理解出来ます。

上半身に力が入ってスイングしている方に使ってもらうと、飛距離が伸びる事もあります。それは無駄な力みでスイングが出来ないので自然と最適なバランスをキープしているからなのです。

この装着状態で何球も打っていると、今まで使ってなかった足の筋肉が分かって来ると同時に、下半身全体の重心を維持することでナイスショットが出る事が分かりますね。

最終的に足からお尻、そして体のコア (ヘソの奥) でしっかりと回転を支えればイイのか、というところまで辿り付きますよ。

なかなかの優れもの。

 

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代表      木村 武人

 

 

まっすぐ打ちたいが、右に、左に。

練習していると急に左に曲がり出す。また右に曲がり出す、という事があります。

まず左に曲がり出す場合、フェイスがかぶって下りて来る事も考えられますが、ダウンスイングでシャフトが寝て下りて来ている可能性が大きくあります。

こんな場合は練習場の正面ターゲットに向かって、右端の打席から左いっぱいの方向に向いて練習してみましょう。右側から左対角線に狙いをつける事でクラブが下から入ったり、シャフトが寝て下りる症状を防ぐ事が出来ます。

練習場の左端からセンター方向にスライスを打つ感じですね。

今度はスライスが止まらない、またこすり球がよく出る場合です。これはひっかけ時の時とは逆に左側打席から右サイドいっぱいにエイミングして打ちましょう。こうする事でインサイドからボールを捉える感覚が身に付きます。左サイドの打席から右方向に向かってアドレスすると、アームローテーション(肘の入れ替え動作) が自然と行われやすくなるので、こすり球が減って徐々に捕まって来ます。

いつも同じ打席で練習するのでは無く、その日の状態によって打席を変えて臨機応変に練習しましょう。

 

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代表     木村 武人

ドローボールはアプローチから

スライサーの方たちは、右サイドからのドローボールを打ってみたいと思っておられる事でしょうね。

ドローボールを打つには、体を目標より右を向いてインサイドアウトに振る事が基本になります。しかし、それだけではドライバーでドローを打つのはなかなか難しいものです。それはインパクト時にボールに対して左回転を与える事を理解出来てないからでしょう。

先ずは10〜20ヤードくらいのアプローチショットで、ドロー回転の球を打つ練習をしてみましょう。ショートアプローチであれば、インパクトでフェイスが開いたり捕まらない時は直ぐにわかるからです。逆に球がつかまって引っかかる時も手に感触が伝わります。この手に伝わるアプローチショットからフック回転のボールを打つ練習をしましょう。

打ち方ですが、スタンスはスクエアに。そして右足つま先だけを少し開きます。

ボール位置はスタンス中央やや右寄りにセット。

右脇を終始閉めた状態をキープし、インサイドアウト軌道でアプローチしてみます。その際決してフェイスを開かない事が重要です。振り幅の小さいアプローチではインサイドアウト軌道でヒットするのは、さほど難しくありません。

練習ボールにはハチマキの線が入っています。何度も練習しているとボールが左の回転をしながら飛んでいくのが見えてきます。

フェイスにつかまったボールはしっかりと感触がイイものです。ドロー回転になって来ると、バウンドも左にキックするようになります。これがフェイスがボールをドローで捉えているという事なのです。

ショートアプローチで出来るようになれば、50〜70ヤードくらいまで飛距離を伸ばしていきましょう。右脇をしっかり締めてインパクトしないとドローが打てない事を再確認しましょう。

急にドライバーを持たずに、9アイアンから7アイアンくらい までに抑えて練習しましょう。グリップを短く持っての練習をオススメします。7アイアンくらいになると、また元に戻ってコスりボールが出る事もあります。そんな場合は最初のショートアプローチでフック回転のボールを打つ練習にもどります。

ドロー回転が手に伝わるまで練習を繰り返して下さい。「手に伝わる」 そこが重要。

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代表       木村 武人

 

100を切ったらご参考に。

スコアーが徐々に上がって来ると、グリーン回りでつまらないミスは犯したくないものですね。特に20〜30ヤードくらいの、ピンに寄せたくなるアプローチでザックリやトップをしてリズムを壊したくないもの。

このグリーン回りでミスをしてしまうと、悪い空気がズルズルと後を引きます。

落とし所を決めてピンに寄っていくイメージも大切ですね。しかしテークバック直前に変な迷いや、硬さが出てしまうとミスになります。

今回はこの一つに集中すれば大ミスが減らせる方法を伝えます。

まずショートアプローチなのでボールに近く立つアドレスになります。ヘッドの描く軌道もパターのように直線的になります。 みなさんこのような形でアプローチをしていると思います。しかし、トップやダフりが出ている時は、インパクトでグリップエンドが浮いてしまってます。

アドレスした時のシャフトの角度 (ライ角度)とインパクト時のシャフト角度が違うパターンが多いのです。アドレス時よりもインパクトでグリップエンドが浮くとどうなるのか?       当然ながら両肘は体から離れ、その結果右脇も開きます。そうなるとヘッドは元の位置に戻らずにミスをしてしまうわけです。打ち急いだときによく見られます。

では、まずアドレス時にはソール ( ヘッドの底の部分) をペタッとセットします。ヘッドの先も根元も地面と並行の状態です。この状態で素振りをしていきます。ポイントはダウンスイングからインパクトあたりにかけて、ヘッドのトゥー(先端側) をやや浮かせてスルーさせましょう。簡単に言えばアドレス時よりもハンドダウンになったイメージでインパクトを迎えるという事です。

こうなれば、肘や手先がスイング中に体から離れることが出来ないので、打ち急ぎも無くなり正確にフェイスの芯でボールを捉える事が可能になります。

この原理はフルショットにも言える事です。いわゆるインパクト時のトゥーダウンです。アドレスで出来た手首の角度が伸びきってしまうとトゥーダウンになって、方向性が悪くなります。このショットにおいてもアプローチと同じように、グリップエンドを上げない意識でインパクトを迎えるよう練習するとフェイスの芯でボールをヒットする事が可能になります。

最初はハーフスイングでたくさん練習するといいですね。フルスイングではとても難しい練習になると思いますので。

 

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代表     木村 武人

バックスイングで肩が回りやすくなる。

年齢とともに体が回りにくいとお嘆きの方、よくおられますね。肩が回りにくいと言うのは肩甲骨周りの筋肉が硬くなっている事は間違いない。日頃から肩甲骨周りをよく動かして血行をよくしないといけない。朝、ちょっとの体操を続けるだけでも継続は力なりで必ず効果は表れます。面倒くさい気持ちと戦って下さい。

比較的体の柔らかい方でも力の使い方、関節の使い方を間違っているために回転を阻害している場合がある。

それは肩を一生懸命回そうとするあまり、手首と肘の関節を硬くしてしまい逆効果になる場合だ。肩をスムーズに回すために、必要な関節をどう使うかが分かっていないからそうなる。

バックスイングでは左肩を回せ、とよく言われている。そのためには補助してくれるものが必要不可欠なのだ。

つまり、右肘を曲げる事とコックを利用することである。左肩を回そうとする前にまずコックを早く使うと同時に右肘のたたみ (折ること) を利用しながらテークバックしていくと、手首と肘の関節の動きに引っ張られて左肩が回り始める。ここがポイント。  このコックと右肘の屈曲は「ヒンジ」と呼ばれる。

代表的な良い例は、全盛期の青木功プロである。青木プロはテークバックの際にコックが早く、右肘を早くたたんでトップに向かっている。その結果、左肩甲骨の可動域が広がり深く肩が回っている。最近の綺麗にスイングする若手プロには見られないスイングであるが、今の選手たちも青木プロと同じように、ヒンジを利用して肩を回しているのである。

せっかく備わった関節である。使い方次第で今までより楽に肩が入り易くなる事は、間違いないであろう。

 

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代表    木村 武人

 

アドレス、正しい両肘の向きとは。

構えた時の両肘の向きは、人によってちがうものです。肘が体を向く人もいれば外を向く人もいます。また左肘と右肘の向きが違う方もおられます。

では人によって違う正しい肘の向きを図る方法をお伝えしましょう。

❶ まっすぐ立って「前にならえ」のように両腕を体の前に伸ばします。

❷ 両手の平を上に向けましょう。

❸ 肘の向きを出来るだけキープしたまま両手でグリップします。(クラブは持たない)

このときに向いている両肘の向きが、その人にとってもっとも適切な向きなのです。左右均等の方もいれば、左右の向きが違っている方もいる事でしょう。

このやり方で自分に最適な肘の向きを発見しましょう。普段のアドレスの時とは違っていることに気がつくかも知れませんよ。

 

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代表     木村 武人

始動のリズム感

スイングで最も重要な「始まり」 始動についてです。

止まっているもの(クラブ) を動かす瞬間は複雑であり、とても難しいものです。アドレスはピタッと静止した状態になりがちですね。ここに問題が生じやすくなります。静から動へのキッカケになるものが必要なのです。

スムーズに始動するきっかけは、

① アドレス時に両足のカカトを交互に上げ下げして、右カカトが地面についた時をきっかけにクラブを動かす。こうする事で肩も回りやすくなり自然と体重移動が行われます。

② アドレス時に右膝を一旦内側に入れて、元の位置に戻すタイミングを利用してテークバックする。こうすると右への体重移動もスムーズにしやすい。( キックアンドゴー) 岡本綾子プロが行っていた。

③ フォアードプレスは、アドレス時にグリップを一旦ターゲットよりに動かして、ヘッドを右へ動かし易くするもの。バックスイングでコックを入れやすいメリットがある。

これらは全て「静から動」、ではなくて 「動から動」のリズムで始動することで、ターンと体重移動がスムーズになります。人にもよりますがこの「動から動」のリズム感がぴったり来る方もおられるので、一度試してみては如何でしょうか。

 

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代表      木村 武人